紙の資料を捨てる

明日は可燃ゴミ年内最後の日。たまった書類を処分せねば。

校正紙とか紙の資料ってこのデジタル時代にどのくらいとっておくべきなんでしょう。私は常に見る必要がある資料と、取材メモ以外は一つの段ボール箱に入れて1年間保管し、次の年に廃棄しています。ですから明日は2007年箱とお別れ。しかしついぞその箱を開けることはありませんでした。メールもゲラもレイアウトもデジタル化されているので資料をひっくり返すことがなくなってしまったのですね。

この年齢になってモノに執着がなくなってきたこともあるかもしれません。縁のある人やモノとは、資料に頼らずともつながっていくものではないでしょうか。昔はずいぶん欲張りだったものです。





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取材にホテルのラウンジを利用する

このところ、取材や打ち合わせで、よくホテルのコーヒーラウンジを利用します。

①地方から来られた方、②事務所や職場とは別のところで受けたいという方、③別の仕事に行く途中の方、を取材するときに大変便利です。 

先日汐留のコンラッドホテルを指定されて行ってきました。ヒルトン系の高級ホテルとあってエグゼクティブ率は高いです。相手はビジネスパーソンでしたので雰囲気はぴったり。私も背筋が伸びました。

ただ夕方は相当照明が暗くなります。もし取材で使われる方は、明るいうちにスタートするのが良いですよ。

私が他によく利用するのは、赤坂や渋谷のエクセルホテル東急(駅から近い)、アルカディア市ヶ谷や九段のグランドパレスホテル(教育関係者に便利)。

新宿なら南口のセンチュリーサザンタワー、銀座ならホテル西洋銀座(駅から近くて静か)などです。分かりやすい場所であること、電車を使う方には駅から近い、(雨が降った時のために)直結していることもポイントになります。

インタビューを受けることに慣れていない方には、外資系よりも伝統のあるホテルのほうが安心感をもってもらえるようです。逆に都内をよくご存じの方には好きな場所、いつも利用しているラウンジがあれば指定してもらいます。ゆったりお話していただけるのがいいですね。

以前、オープンカフェで取材したことがありますが、開放感があり、ストレートにお話しや人柄が伝わってきました。その方は20代でしたけれども、自分らしく振る舞える場所をよく知っているな、と感心したものです。

こうやって相手に合わせて取材場所をあれこれ考えると「どんな方だろう、何から聞こう…」とイメージがふくらみます。準備はしっかりと、そしてお目にかかったときは自分のインスピレーションを信じてお話しを聞いていきます。

そうそう、ラウンジは自分自身でランチタイム、ティータイムに利用するのもおすすめです。どれだけカフェ好きなんだって感じですよね。いえいえ、下見を兼ねてるんです。

  

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取材メモの保存

「情報は1冊のノートにまとめなさい」という本は、ノートに情報を時系列で集めた後、情報をデジタル化する後半のテクニックが素晴らしい。

そこまでいかなくとも、ライターには多かれ少なかれノートやメモ帳へのこだわりがあるはず。今日は愛用しているメモとその保存方法を紹介します。このところ要約筆記ネタばかり続きましたからね。

■A6のメモ帳です。

F.O.B COOPという老舗の雑貨屋さんのオリジナルリングメモ(A6・無地)を使っています。

教室で立って取材することも多いのでノートだと大きすぎるのです。またF.O.B COOPのはカバーが厚紙なので書いていてぐらつかないのが気に入っています。リングなのでめくりやすい。ここに取材メモ、打ち合わせメモなどを書いていきます。

他のメーカーのではなぜだめかというと、横に使えないからです。

同じA6サイズでもタテにページをめくるように罫線が引いてあるのです。メモは横書きなのに、ページをめくるという動作がタテというのは不自然に思えてならないのですけれども。

■終わったら切りとって保存します

ひとつの取材が終わって原稿を書き終えると、切り取ってホチキスで留め、箱に整理しています。クライアント別に時系列でためています。打ち合わせのも同じです。

■よく行く場所はカードを作っています。

もう一つ、よく行く学校のデータは1枚のA6カードに集めています。取材日時や対応した先生、取材内容など。そこに名刺もはりつけてしまいます。こちらは50音順に並べています。

こうしておくと、同じ学校に次に行くことになったときに便利です。

前日に学校のカードを取り出して、前の取材を検索し、担当の先生の名前や、その時にした取材の内容を頭に入れていきます。時間がなければカードやメモをそのままファイルに入れて持って行くこともあります。

■決めてしまうと落ち着きます。

この型を決めてしまうと気持ちが楽になります。メモは必ずリングにくっついているか、切り取って箱に入っているので、なくさないんです(←整理整頓へたな人)

取材スタイルや媒体によって、ライターもいろいろなメモ術を持っているのだろうなぁ、と想像します。今度情報交換してみよう。

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出張時の疲れを軽くするアイテム

インタビュー中に頭痛がするなんて最悪ですが、ひどく疲れているとよくあることですよね。(締切日明けの日帰り名古屋出張みたいな時です) 移動時間内にいかに疲れをためないようにするかは結構真剣な問題なのです。

手っ取り早いのはとにかく寝ることですが、そのお供に「耳栓」はどうでしょうか。この前、長野へ出かけた時に使ってみたところ実に快適でした。乗車時間の半分は取材資料の読み込み、残りはうとうとして現地に到着。すると、あら不思議。音を遮断していた分、相手の話がよく入ってくるではないですか。耳が冴えて絶好調です。

ガタゴトという電車の音って、実はかなりストレスになっているみたいです。音は実際に耳に入っているのに、脳ではノイズキャンセル処理しているから当然といえば当然ですけれど。耳栓は音源を遮断するので脳が楽になるのだと思われます。空港の売店に耳栓とアイマスクが置いてある理由がやっと分かりました。

「乗り物酔いなんかしない」という方も、1時間以上電車での移動がある取材で使ってみてください。かなり疲れ具合が違うはずです(でも耳栓をしたまま外を歩くと車の音などが聞こえず、かえって危険ですので、十分ご注意を)。

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フリーランスのセーフティネット

フリーライターに必要なのは、取材力か?筆力か?いやいや営業力だ! 交渉術だ! ・・・暇だといろいろ考えてしまう。でも、もっとシンプルに「良い人間関係」と考えてもいいんじゃないだろうか。

先週末、ある編集部で開かれたライターの集まりでそんなことを感じた。初対面にもかかわらず、取材こぼれ話から趣味の話、それぞれのルーツなどが話題にのぼり、時を忘れるような(実際、忘れた!)会だった。なぜこんなに打ち解けられたのか?やはり仕事が大きなトラブルがなく上手くいっているから、だと思う。

「フリーエージェントとして働く場合、人的なネットワークはセーフティネットとして機能する」。

米のジャーナリスト、ダニエル・ピンクは著書『フリーエージェント社会の到来』(ダイヤモンド社)でこう述べている。

肩書きを持たないフリーランスは仕事が全て。だからよい仕事ができる場所ではフリーランスは道徳的に振る舞おうとする。なぜなら従来の人脈を良好に保てるだけでなく、新しい人脈と仕事が生まれる可能性が出てくるから。

新しい仕事により、収入源が分散できればリスクヘッジになるので、人とのつながりはフリーランスにとってのセーフティネットである、というのが彼の主張だ。

IT関係や出版、広告でフリーで働いている人は共感できるのでは。残念ながらフリーランスとの仕事を単なる経費節減としか捉えられない人もいる。人的なネットワークの広がりを予感させてくれる発注者に出会えるのはラッキーだ。

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資料整理のローテーション

 フリーで仕事をしていると仕事の波がある。昨年は季刊誌の仕事が重なっていたこともあり、3カ月に1度、取材と締切の大波が押し寄せるというパターンが続いた。
 大きな波の後は、全く潮が引いている状態、つまりヒマになる。そんな時は何をするかというと、平凡だが資料整理に落ち着く。
 なんやかやとたまった資料を選別し、いらないものはゴミ箱へ必要なものはファイリング。取材メモや名刺、手紙類の整理をする。

 日々行えば机周りの美しさを保てるのだが、取材と締切が連続しているとついつい後回しになってしまう。しかし3カ月に1度というペースが思いの外、役立つことに気付いた。取材でお世話になった方にはフォローのメールを入れるきっかけにもなるし、その時の取材を思い出しつつ、編集者に提案したい企画が浮かぶこともある。時間があるから気になることを調べにも行ける。「企画を!うぬ~」などと頭を抱えている時よりもよっぽど冴えている。
 きっとこういう時は、頭にごちゃっと詰まった情報も紙の情報と一緒に整理されるようになっているのだろう。

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