役者スイッチを入れ”先生”になる
要約筆記者の養成講座で初めて講師を務めることになりました。
本日はその第1回目。主催者あいさつや受講生の自己紹介に続いて、90分の内容を教えました。テキストは要約筆記者養成テキストの後期編を用います。
こちらでは制度・養成が過渡期にあり、受講生はほとんどが経験者です。目標は通訳者としての意識と技術を高めること。前年度までの講義調からワークショップ形式へと一新するため、講師陣で何度も検討を重ねてきたものを、いよいよ実行に移す時がきました。
心がけたことは「笑顔でゆっくり話す」「しかし内容には確固たる自信を持って」「ワークショップで参加者の発言を促す」などです。
1週間ほどまえに樋口裕一氏の『人も自分も成長できる「教える技術」の鍛え方』(筑摩書房)について、同氏に取材をしたこともあり、「先生とは一つの演技である」との言葉に勇気づけられました。
そこで、当日も思い切って自分自身に「役者スイッチ」を入れてみました。もし誰かが撮影していたら本当に恥ずかしいくらいですが。
初めは硬い表情だった受講生の皆さんも、だんだん笑顔が見えてきて、手応えは十分。特に自己紹介の時間を長めにとったのが良かったようです。
要約筆記、特にOHPはチームワークが大切なので、受講している段階から「仲良く」することが重要ではないでしょうか。仲良く、とは「ケンカをしない」という意味ではなく、必要な時は自分の意見をちゅうちょせずに言える、その場の課題解決に向けて、力を合わせられるような信頼関係、つまりチームを構築することです。
そのためにはまず、講師陣自らがオープンマインドになって相手を受け入れなければ。反省会では、他のメンバーから「よかったよ」とほめられて、疲れも吹き飛び、にやにや。ありがとう、みんなに感謝です!
※写真は、霞ヶ関の日本郵政の中にあるサンマルクカフェです。虎ノ門近辺で取材を終え、丸ノ内線に乗る前にちょっと一休みできるお気に入りスポットです。
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